「自分の死後、子供たちが財産のことで揉めてほしくない…」 「特定の子供に多く財産を遺したいが、遺留分で揉めないか心配だ…」
埼玉県越谷市や草加市で、将来の相続についてこのようなお悩みをお持ちではありませんか？
こんにちは。越谷市で相続手続き・遺言作成をサポートしております行政書士濱口洋です。ご自身の想いを確実に実現し、残されたご家族が「争族」で悲しい思いをしないために、最も有効な対策の一つが「公正証書遺言」の作成です。
今回は、なぜ公正証書遺言が遺留分トラブルの予防に繋がるのか、その理由を基礎から分かりやすく解説します。
「遺留分」とは？相続トラブルの火種
まず、相続トラブルの大きな原因となる「遺留分（いりゅうぶん）」について簡単におさらいしましょう。
遺留分とは、兄弟姉妹以外の相続人（配偶者、子、親など）に法律上保障された、最低限の財産の取り分です。たとえ遺言書に「全財産を長男に」と書かれていても、他の子供たちは長男に対して「遺留分をください」と請求する権利（遺留分侵害額請求）があります。
この遺留分が、しばしば家族間の深刻な対立、いわゆる「争族」の引き金となってしまうのです。
なぜ「公正証書遺言」がトラブルを防ぐのか？
遺言書には、自分で手書きする「自筆証書遺言」などいくつかの形式がありますが、なぜ私たちは「公正証書遺言」を強くお勧めするのでしょうか。それには明確な理由があります。
公正証書遺言とは、法律の専門家である「公証人」が、遺言者の意思を確認しながら作成し、その内容を証明してくれる公的な文書です。
そのメリットは絶大です。
- 無効になるリスクが極めて低い 自筆証書遺言は、日付の記載漏れや署名・押印の不備など、形式的なミスで無効になってしまうケースが後を絶ちません。公正証書遺言は公証人が内容と形式を厳格にチェックするため、そのような心配はほぼありません。
- 遺言者の意思能力が明確になる 作成時に公証人が遺言者の本人確認と意思能力（正常な判断ができる状態か）を確認します。これにより、後から他の相続人に「この遺言は本人の意思ではない」「無理やり書かされたものだ」といった主張をされにくくなります。
- 遺留分に配慮した内容にできる これが最大のポイントです。公証人は法律のプロであり、遺留分制度についても熟知しています。そのため、「この内容では将来、遺留分で揉める可能性が高いですよ」といったアドバイスをしてくれます。遺言者ご自身の想いを尊重しつつ、他の相続人の遺留分にも配念した、円満な相続を実現するための遺言内容を一緒に検討できるのです。
- 検認手続きが不要で、相続手続きがスムーズ 自筆証書遺言の場合、相続開始後に家庭裁判所で「検認」という手続きが必要ですが、公正証書遺言はその必要がありません。相続人の負担が減り、不動産の名義変更や預貯金の解約といった手続きを迅速に進めることができます。
行政書士に依頼するメリット
「公証役場に行けばいいのは分かったけど、何から準備すれば…」 「自分の考えをうまく公証人に伝えられるか不安だ」
このような方は、ぜひ私たち行政書士にご相談ください。行政書士は、公正証書遺言を作成するまでの、いわば「伴走者」です。
- お客様の想いを丁寧にヒアリングし、法的に整理
- 相続財産の調査、必要書類（戸籍謄本、不動産登記事項証明書など）の収集
- 公証人との事前打ち合わせの代行
- 遺言作成当日の証人としての立ち会い
越谷市、草加市、八潮市、三郷市などで、確実で安心な遺言書を作成したいとお考えなら、まずは行政書士にご相談ください。あなたの想いを、法的に有効で、かつ家族円満に繋がる「最高の形」で遺すお手伝いをいたします。
行政書士濱口事務所
行政書士 濱口 洋
埼玉県越谷市袋山1184番地14
電話 048-940-9193
メール info@g-h-hamaguchi.com
公式ＬＩＮＥ @690fwifl
[▶ 24時間受付 メールフォームはこちら]
友達登録お願いします。こちらから相談可能です。
コメント