中古車販売業界では、在庫車両の回転率向上や新たな収益源の確保が常に課題となります。その解決策として今、多くの販売店様が注目しているのが「レンタカー事業(自家用自動車有償貸渡業)」の兼業です。
なぜ中古車販売とレンタカーは相性が良いのか?行政書士の視点から、経営上の3つのメリットを解説します。
1. 在庫車両の有効活用と「収益の二階建て」
販売用として仕入れた車両を、売れるまでの間「レンタカー」として稼働させることができます。
- 寝かせている資産を利益に: 展示場で眠っている在庫車が、日銭を稼ぐ「稼働資産」に変わります。
- 柔軟な入れ替え: レンタカーとして貸し出しつつ、購入希望者が現れればそのまま中古車として販売することも可能です(※手続きは必要です)。
2. 代車費用の内製化と「新たな収益源」
修理や車検の際に、お客様へ「代車」を貸し出す機会は多いはずです。
- 代車を有償化できる: これまで無料で貸し出していた代車を、レンタカーとして登録することで、損害保険会社からの「代車費用」として正当に請求できるようになります。
- コスト削減: 自社でレンタカーを保有することで、外部からレンタカーを手配するコストを抑え、利益率を向上させることができます。
3. 購入検討者への「長期試乗」という営業フック
中古車購入を迷っているお客様に対し、「まずは3日間、レンタカーとして乗ってみませんか?」という提案が可能になります。
- 成約率の向上: 実際の生活環境で使ってもらうことで、納得感が高まり、成約へのハードルが下がります。
- 信頼関係の構築: 「まずは試せる」という安心感は、他店との大きな差別化要因になります。
行政書士からのアドバイス
中古車販売店様がレンタカー事業を始めるには、「自家用自動車有償貸渡業」の許可が必要です。
「手続きが難しそう」「今の在庫車で許可が取れるのか?」といった疑問をお持ちのオーナー様も多いかと思いますが、実は販売店様の実務と共通する部分も多く、スムーズに導入できるケースがほとんどです。
当事務所では、事業目的の確認から許可申請、その後の運営サポートまで一貫してお手伝いしております。新たなビジネスの柱として、レンタカー事業を検討してみませんか?

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