宅建業の免許更新申請では、直前1期分の「貸借対照表」および「損益計算書」の提出が必要です。 これらは、業者の経営実態を把握するための重要な財務諸表です。作成・提出時のポイントを整理しました。
1. 勘定科目等の修正
税務署に提出した決算書をそのまま転記するのが基本ですが、宅建業法施行規則の様式に合わせる必要があります。 特に法人名義の借入金や資産の内訳など、業法施行規則が定める区分に従って、適切に「宅建業免許申請用」の様式に落とし込む作業が求められます。
2. 「赤字」や「債務超過」の場合
更新において、「赤字であること」自体が直ちに不許可の理由になるわけではありません。 ただし、債務超過(負債が資産を上回っている状態)が著しい場合には、今後の事業継続の見込みについて、別途「理由書」や「診断書」の提出を求められるケースがあります。
3. 税務署の受付印(または送信票)
提出する決算書類が、正しく税務申告されたものであることを証明するため、税務署の受付印がある確定申告書の写し、または電子申告の「受信通知(メール詳細)」を併せて準備してください。
まとめ
決算書類の作成は、宅建業法特有の様式ルールがあり、事務的な手間がかかる部分です。 当事務所では、決算書からの転記作成を含め、更新申請に必要な全ての書類作成を代行いたします。経営状況に不安がある方の相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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